グレイヘアに憧れる
この前、初めて根本用の白髪染め(ヘアマニキュア)を使ったんだけど
その時、久しぶりに会った母の髪を思い出した。
病院で待ち時間が長かったから、まじまじと顔や髪を見てたんだよね。
ショートカットで、外に出ないからダメージもなく艶のあるグレイヘア。
私も仕事を辞めたら白髪染めを止めて、あんなグレイにしたいと思ったわ。
自然体で暮らしたい、という思いが強くなるのは、歳を重ねたせいなのかな。
お化粧や洋服も、他人を不快にさせない程度でいい。清潔感さえあれば。
体型は気になるけど、無理なダイエットはしない、できない。
ウォーキングとスクワットとラン。
今もマイペースでやってるけど、これを細く永く続けたい。
何よりも健康第一だよね。
母と会った事を友達に話したら、よく聞かれる。
「お母さん、ハルさんの事わかるん?」これ、しょっちゅう聞かれるけど
言われるたびに、ちょっと悲しい。
母が私を認識できてもできなくても、私はそんな事どっちでもいいし
どっちであっても、私の母に対する気持ちや態度は変わらないから。
なんで他人がそんな事気になるのかな?
興味本位で聞いて欲しくないな・・・といつも思う。
それを聞いてくるのは、たいてい親が健康な人。
同じ立場になってみないと、わからない事ってあるよね。
で、実際はどうかというと、母は私の事を忘れてます(笑)
しかも、視力もだいぶ落ちてるみたいで、たぶんはっきり見えてないと思う。
でも、耳はよく聞こえる。
「私、娘のハルだよ~」と話しかけると「そうか。娘か~」と嬉しそうにニッコリします。
病院で待ち時間が長くなると、だんだん疲れて顔がこわばってくるので
また「ハルだよ〜。」と話しかけると、またニッコリします。
すぐに忘れるけど、娘が側にいる事がわかると、ホッとするみたい。
私はそれで満足。
母と話ができるだけで十分幸せなのです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。