救急外来へ

昨日の夜
ご飯食べてお風呂入って家の事をしてたら
実習生のA君からラインが届きました。


「ハルさん、ごめんなさい。
また症状が出たので病院に連れて行ってもらえますか?」


控えめな彼が連絡してくるのは、よほどの事だと思い
「わかった。すぐ行くから待ってて。」と返事しました。


21時に寮について病院へ。


救急外来には数組の人が待っていました。
22時に注射を打ってお会計済ませたのが23時。
家に帰ると24時前でした。


数年、実習生のお世話をしてるけど、今回は私も初めての経験です。
お腹が痛いとか、腰が痛いとか、そういう子はたくさんいて
昼間に病院に行く事はあるけど、夜、救急に行ったことはありません。


我が子達も健康には恵まれていたので
救急外来に駆けこんだことは一度もありません。幸運だったと思います。



救急外来。

そこには小さな子供からお年寄りまでいろんな人が診察を待っていて
受付の人、お医者さん、看護師さん、こんな夜中も病院は動いてるんだなあ。
いつも私が寝てる時間に、こんなに働いてる人がいるんだなあ、と感心してしまいます。






A君は注射をすると症状が治まります。
でもこの注射、2回1セットで、1回目を打った12時間後に2回目があります。
という事は、1回目が昨日の夜10時だから、2回目は今日の朝10時。


毎回病院に行くのは大変だからと、昨日は自分で注射をする指導を受けました。
自分で注射なんて、できるのかなぁ。。。私はとても不安だったけど
A君は「できます。教えてください。」と。


すると先生は、「自分で打つのは難しいから、付き添いの人がやってみますか?」
と私を見たんです。

注射のやり方を書いた紙が日本語だったからだと思います。


「私ですか???」と、思わず大きな声が出てしまいました。
「私は無理です。怖いです💦」と言ってしまいました。
私、素人だし・・・57歳のおばちゃんだし・・・視力も悪いし・・・


そしたらA君「自分でやります!」と言ってくれて。
そして、見事に右手で持った針を左手の腕の静脈にきれいに入れたんです。


緊張してたかもしれないけど、すごく落ち着いていました。
すごいと思いました。


これからも同じ事が起こる可能性があるので、自己注射ができるようになると便利です。
だけど・・・大変な病気になっちゃったね。


本人、私達の前では明るくしてるけど、どんな気持ちだろう。
お母さんも心配してるって言ってたわ。


休みの日は必ずテレビ電話でお母さんや兄弟と話をするそうです。
あっ、彼女とも。可愛い彼女の写真を見せてもらいました^^
近くにはいないけど、彼を支える人がたくさんいる事に、少しだけ安心しました(*^^*)